2022年08月08日

ヒュ〜〜 パッ ドン!

先日 20年振りくらいに花火を楽しみました。知人のマンションが打上会場のすぐ近くにあり、ベランダから優雅に観させて頂きました。
16基の仕掛け花火、300本の金魚花火、1290玉の打上花火、27台の大・中・小スターマインが、1時間半の間に次々と上がり、最後は
ゆずの「栄光の架け橋」の歌にのせて4分半の大スターマイン。歓声・大拍手!!!
子供の頃の絵日記に描かれたのは、丸い単色単発の打上花火。今は色彩豊かでキラキラと華やかに、色も形も2回3回と変化していくんですね。なかには提供会社のマークになっていたりしてビックリ。

コロナ禍で3年振りの開催。打上会場近くは来場制限があり、露店の出店もなし。でも遠く離れた総合公園に入場無料のサテライト会場が開設され、そこには露店やキッチンカーがあり、大型ビジョンで花火大会を楽しめたようです。YouTubeのライブ配信もされました。

大きな花火大会は迫力があっていいですね。でも手持ち花火もいいですよね。特に線香花火が好きです。
今年は自宅花火やってみようかな。(Q)
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2022年08月01日

絶滅危惧種

アンプが壊れた。一旦は復活したが、暫くするとうんともすんともいわなくなった。ミニコンポの一部なので高価な物ではないが、毎日のように使っていたし、最近退職して自由な時間が増えた身の上なので聴けないと困るのである。修理するか買い換えるか迷って数人の知り合いに確認したところ、中国製のデジタルアンプが安価で性能が良いとのこと。オーディオ機器を自作する友人は、数千円程度で一昔前の高級アンプと遜色がない音がするといっていた。

 さっそくAmazonで3,500円程度の物を購入した。投影面積は文庫本より小さく、厚みも5センチに満たない。こんな小さなアンプで本当に鳴らせるのか、半信半疑でCDプレーヤーとスピーカーに繋いでみた。最初は、耳が前のセットに慣れていたため違和感があったが、暫く使っていたら徐々に本来の能力が発揮されてきて、以前の機器よりも音が良くなったと感じる。中国製デジタルアンプ恐るべし。日本のメーカーが破産するはずである。

 ところで、私は上記のような聴き方でクラシック、ジャズ、落語などを室内で聴いているが、街中ではスマホからコードレスイヤホーンで聴いている人をよく見かける。音源はYouTubeや有料でダウンロードしたものであろう。そもそも家庭にCDを聴く環境がない人が多いらしい。私は、LPレコードから聴き始めてCDに転向しながら40年以上過ごしてきたが、このような聴き方をする人は減少していくことは確実で、絶滅危惧種ともいえる。

 近々、3月に実施した我が団の演奏会の録音がCD化されて団内で販売される予定である。団内は私のような絶滅危惧種が多いためCDへの需要は多いものの、最近若い方が多く入団してきたので、そのうちにCDではなく別の録音媒体も検討する必要があろう。世の中変わったな、などと妙な感慨に耽りながら、寝そべって昭和の落語を聴いている。 (ヨッシー)
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2022年07月11日

この夏はグリーン!

スマホを眺めていたら『2022夏はグリーンが人気!』という文字が目に飛び込んてきました。思わず二度見したら、この春夏ファッションのトレンドカラーが緑色なのだそうです(なぁんだ)。
でもせっかく知ったんだから、流行には縁遠い生活をしているけれど、グリーンの服を買ってみようかな。おめかしして行く先は、最新の人気スポット…ではなく、練習場です。

さて、その『人気』にあやかりたいグリーン・エコーにも明るい話題が。Twitterにも書かれていますが、7月7日から、11月の名フィルの定期演奏会で演奏するマーラーの『復活』の練習が始まりました。新しい曲の練習が始まるのは、いつも楽しみです。この曲の静謐と迫力を表現するのは難しいけれど、少しでも理想に近づけるように考えて練習をするのが、合唱の楽しさだと思っています。

グリーン・エコーは直近では2011年に名古屋マーラー音楽祭の一環、新名古屋交響楽団の演奏会でこの曲を歌っています。私自身は、この演奏会には共演した他の合唱団の団員として出演し、直後にグリーン・エコーに入団したので、私にとってはグリーン・エコーとの出会いの一曲。もう11年も経つのかと懐かしく思い出します。

さらに明るい話題は、3月の第62回演奏会後、入団してくださった方がもう少しで10人に届きそうなこと。コロナ禍にも関わらず、ここで歌ってみたいと思ってくださったことがとても嬉しく、励まされる思いです。まだまだ団員を募集していますし、今なら“同期”がたくさんいるので何かと心強いと言えるかも知れません。もちろん私もスタッフとして、お一人で来られても、なるべく緊張したりせず、合唱を楽しんでもらえるようにお迎えしたいと思っていますので、お問い合わせや見学をお気軽にぜひ、どうぞ。お待ちしています。(A)
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2022年06月25日

『グローリア』の練習が始まりました!

来年のグリーン・エコー第63回演奏会で、ダン・フォレスト作曲『ユビラーテ・デオ』と共に歌う、カール・ジェンキンス作曲『グローリア』の練習が始まりました。

ジェンキンスの曲は第55回演奏会(2013年)に『レクイエム』、第59回(2017)に『平和への道程』を歌っています。それぞれ思い出深く、入団直後の『レクイエム』では静寂な加賀千代女や葛飾北斎などの辞世の句と「ディエス・イレ(怒りの日)」などの対比、そして『平和〜』では最終曲「平和がよい」の戦争から解放された喜びに満ちた、リズミカルな鐘の響きが忘れられません。

『グローリア』はラテン語のテキストによる楽章と、聖書の引用による楽章にわかれています。第III楽章はラテン語ではなくヘブライ語による詩編(150)を歌うことになりました。手拍子をとるため、楽譜を手放さなければなりません。(YouTubeで見ると片手で楽譜を持ったまま、もう片方の手で腰のあたりを叩いている合唱団もありますが、音はほとんど聞こえてきません)

「ステイホーム」の頃読んだ本に、「(コロナウイルスが過ぎたあとも)忘れたくない物事リスト」を作っておこうというメッセージがありました。その頃のノートに、聞いた曲、歌いたい曲のリストと共に「ミサに参加する」という書き込みをみつけました。たぶん、ミサ曲をもっと深く理解したい、と思ったのでしょう。

『グローリア』を練習し始めて、久し振りに母校の聖堂を訪れたいと思う今日この頃です。(U)
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2022年06月13日

守りたいもの

どのようにして出会ったのかよく覚えていないのですが、私には、若いころから好きな詩があります。
茨木のり子さんの『自分の感受性くらい』という詩です。
「ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて」*という書き出しで始まり、「駄目なことの一切を
時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄  自分の感受性くらい 自分で守れ
ばかものよ」*という叱責の言葉で終わるこの詩は、1977年に発表されました。茨木のり子さんは1926年生まれ、2006年に79歳で亡くなった詩人で、敗戦からずいぶん経ってから、戦時中の自分のことを振り返ってこの詩を書かれたようです。
いつ読んでも、ちょっと叱責されているようなこの語り口に、ドキッとさせられるのは私だけでしょうか。

私は、歳を重ねるにつれ、知ったかぶりになっている自分に気づいたときなどにこの詩を思い出します。
道端の小さな花や、木々の花、小さな生き物に心動かされたり、雄大な自然を前に感動したり、美しい音楽や絵画を聴いたり観たりしてうっとりしたり、物語の主人公と共に書物の中に入り込んだり、友達の気遣いが心に沁みたり、世の中の不条理に腹を立てたり・・・、美しいものを美しいと感じ、有難いことに感謝し、腹立たしいことには腹を立てるという、自分の心の柔らかな部分を無くしてはいけない、それは守っていかねばならないことだと思っています。

実は、今年3月に2年ぶりに開くことができたグリーン・エコーの演奏会のステージで、オーケストラの美しい音、合唱の他のパートの声を聴きながら、自らも歌い、音楽に浸っている幸せを改めて感じ、心が震えたのです。そして、その時の心の震えを忘れたくないと思いました。

どんな時代にも、またどんなに歳を重ねても、この世界の美しいものに心を揺らすことができるばかりでなく、この世の不条理に怒ることのできる、柔らかくて、しかも強靭な心を自分の中に育み守っていきたいと思います。
皆さんの守りたいものは何でしょうか?(M)

*詩の引用は、茨木のり子著『自分の感受性くらい』(花神社 1977年)から
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