2017年10月31日

*ドイツ語の曲を歌うときに思うこと。

今私が参加している愛知県合唱連盟が組織する名フィルの第九や、来年10月に名フィ
ルの定期に出演するために最近練習が始まったマーラー「千人の交響曲」、その第二部
などは、ドイツ語の歌詞なのですが、このドイツ語が今日のお題。
ドイツ語というと、基本大体ローマ字読みなのですが、特有の変な字も混ざっているし
、英語読みに幻惑されやすいのでとっつきにくいイメージはあると思います。
グリーン・エコーでは、ひとまずカタカナ読みの資料を配布して各自のお勉強の手助け
にするのですが、カタカナ読みでは表現しきれない発音など、実際の練習ではより高度
な発音や表現を求められることもあります。わぁそんな難しいと思われるかもしれませ
んが、合唱団というのは誰かができるようになると周囲に「伝染」していくもので、取
り組んでいくうちに徐々にできるようになっていきます。
ドイツ語での発音表現となると、どうしてもかの昔の独裁者の演説を連想してしまいま
す。控え目をもって美徳とする日本人には、少し嫌悪感を感じさせるくらいの子音の強
調表現をやらないと、客席まで届かないのです。
還暦の手習いでドイツ語を勉強しているわが身からすれば、歌詞の持っているリズムや
響きはちゃんと意識して表現したいものだと思ってます。「第九」のシラーの詩は広く
口遊むように作られているのかリズムがわかりやすく、「千人」のゲーテの歌詞はよく
読んでみると言葉の響きだけでも格調を感じるので、ともに練習のしがいがあります。
<追加>
これを書いているのは10/30 なのですが、11月からグリーン・エコーではペンデレツ
キ「クレド」の練習が始まります。ひとまず楽譜をめくりながらCDを通し聴きしてみる
と、確かにコロコロ転調はするものの案外聴きやすい曲ではあります。再来年3月まで
これでお楽しみができると思うとちょっと興奮してます。こちらはラテン語(+ポーラ
ンド語)です。(KI)
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2017年10月25日

宝箱

コンサートホールの空気が大好きです。

サントリーホールに初めて行ったときの『憧れのホールに来れた!』という興奮は、そのとき聴いたポリーニのピアノよりよく覚えてるし(もちろんとても楽しみにして行ったのだけど)、フェスティバルホールの赤い絨毯の大階段も、たまらないです。

何度も足を運んでいる愛知県芸術劇場のコンサートホールは、今でこそ慣れてしまった感もあるけれど、それでもコンサートの開演を、大きなパイプオルガンを眺めながら待つのは、とても幸せです。

少し前に新聞で、世界の有名なコンサートホールをたくさん手掛けている音響設計家の豊田泰久さんという方が紹介されていました。音楽の世界では、もしかしたら車のトヨタよりも有名かも、等と書かれていて、こういった方のお陰で、私たちが音楽を楽しめているのだなと印象に残りました。サントリーホールは豊田さんの設計だそうですし、海外の有名なホールに行けなくても、テレビでもCDでもその音に触れる機会はありますものね。

名古屋ではクラシックが楽しめる大きなホールは市民会館と県芸術劇場くらいですが、最近は近隣の市町村にいくつか新しいホールが建ち、素敵だなと思います。『ハコモノ』と悪く言われてしまうこともあるけれど、『無くても別に良い』より『あったほうが良い』という、少し心に余裕のある空気になると良いなぁ…。そのためにも、やっぱり自分でチケットを買って、ホールに足を運ぼうと思っています。 (A)
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2017年10月16日

次は第九!

 カルミナ・ブラーナを歌い終えてボーゼンとしながらも、次は第九である。
 毎年12月、この地名古屋では名フィルがベートーベンの第九を演奏するのが恒例に
なっていて、今年は13・14日に開催される。その演奏会の合唱団員が募集され、これ
に応募した。私が前回第九を歌ったのは30数年前。元気なうちにもう一度、と思っ
ての応募である。幸いオーディションも通過して、さっそく短期間の集中練習が始
まった。
 最初の練習で周りを見渡したら、ほとんど全員が手慣れた経験者で、楽譜を見ずに
歌えそうな人ばかり。初めから、みなさん歌詞を付けて歌い始めた。しかもドイツ語
…。私は、誰でも知っていそうなあの旋律以外は覚えていない…。手も足も出ない。
これはマズイ!
 2回目の練習では…お友達を見つけて横にべったり張り付いた。マネをするしかな
い。練習中は常にパニック状態。「今どこを歌ってるの?“M”って何?」とお隣に
尋ねる。お友達は「このページのここから」と冷静に教えてくれます。練習が終わる
と全身がグッタリ…。
 往復2時間をかけて練習に通い、家でも復習しなくてはいけない。でもこれが楽し
い。この時期、全国で何千、何万の人が同じように「第九」に参加している。聴く人
も含めれば数えきれない。聴くもよし、歌うもよし、そしてもう直ぐお正月。ああ、
また年を取る!
(et)
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2017年10月10日

違った角度から見ると

 10/6,7両日に日本特殊陶業市民会館フォレストホールで名フィル第450回定期演奏会が行われ、グリーン・エコーはオルフ作曲の世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」の合唱として参加しました。それぞれのパートに歌いどころがあり、なかなか歌いがいがありました。3部構成のうち特に第2部は男声合唱のみで、早口言葉みたいなところ(14曲目)が無難に切り抜けられて満足しています。

 カルミナのおもしろいところは個人的には12曲目「Olim lacus colueram」でした。前後に豪快で素晴らしいバリトンソロの歌唱+演技(!)がある間に、曲中唯一のカウンターテナーの出番のあるところで、とても情けない感じで歌われました。というのは、テナーソロは今まさに食べられる白鳥であって、「焼かれちゃったよ」というと合唱が「惨めやねえ」と返す、といったやりとりが繰り返されます。白鳥を食べる貴族側でなく食べられる側、何と焼かれた肉の視点からととんちが効いており、新鮮に感じられます。それにしても、ソロ同士の掛け合いは見事でした。

 違った視点から見るということは大変難しいことです。他人の価値観を認めて・・・といったことはよく言われますが、自分の価値観を改めて認識し、さらにそれを一時的に否定するという高度なことを伴うからです。簡単にできるなら、いじめからテロまで様々な問題はすべて解決です。できる限り様々な視点から物事を見るよう努力したいものです。来週からは新しい曲の練習が始まります。私はどんな新しい視点を得られるのか、今から楽しみです。(たぬき)
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2017年10月08日

『カルミナ・ブラーナ』の楽しさ満喫

10月6,7日は名フィルの450回定期演奏会、「名古屋の歌声とともに・宗教改革500年」と題され、カール・オルフの世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』を名古屋少年少女合唱団と一緒に歌いました。

グリーン・エコーとしては、1972年第17回演奏会の名古屋初演から7度目の『カルミナ・ブラーナ』
そのうち第21,29回はシアターピースによる上演。名フィルの定期演奏会でも1981,92年に歌わせて頂いている。
そして創立45周年記念の第45回演奏会以来、17年ぶりの『カルミナ・ブラーナ』

6日、雨の中聴きに来てくれた友人たちからのメールには、
「歌詞の訳を追いかけ、聞き惚れ、ソリスト方たちのジェスチャ―など動きもあり、高揚感がありました」
「テノールの方が椅子から落ちそうな格好で、うたた寝?」
「”意表を突く”演出には、つい笑ってしまいました!」
7日、皆の感想を聞いて急遽当日券で駆けつけてくれた友人からは
「今までで一番、オケも勿論コーラスの皆さまの楽しさも伝わってきました。子供たちも緊張しながら一生懸命、ビシッとお辞儀をした時には不覚にも涙・・・」

わたくしたち団員も、オケ合わせの日には見られなかったソリストの方々の舞台を飛び回る動きや振りにびっくり!
これがシアターピースなのかな?
入団5年目で『カルミナ・ブラーナ』デビュー、練習は超(?)大変でしたが、この曲の楽しさを満喫しました! (U)
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