2020年07月26日
83番
これまで、星座、宇宙、絵画など音楽以外で、全然詳しくないけど好きなモノを題材に何度か書かせて頂きましたが、今回は鉱物。
高校の化学で「水兵リーベ…」と周期表を習ったときに、初めて聞く元素名にワクワクしました。10年ほど前、セオドア・グレイ著『世界で一番美しい元素図鑑』という本を買って、その気持ちを思い出しました。今でも時々眺めて、元素の多様な美しい姿に癒されています。
昨日、テレビで、ビスマス結晶が紹介されていましたが、虹色で実に美しく、四角が重なった幾何学的な形も魅力的です。(タイトルの83番とはビスマスという金属の原子番号です)
数年前、大須でビスマスのピアスを見つけ、散々迷って買わなかったのをまだ後悔しています。それは酸化膜による虹色ではなく、元々の銀白色で、それが渋くてまた良い…。そんなもの、どこに付けていくの?と言われそうだけど、持っていれば満足なんです。まぁ、あんなに角張った結晶、耳に付けたら髪にもマスクのゴムにも引っ掛かるし…。ほーら、ビスマスってどんなものか知りたくなってきたでしょう?ぜひ検索してみてくださいね。
さて、今まで好き勝手な題材を取り上げては、最後に強引に合唱に結びつけて来たので、今回も、と思えど四苦八苦…。でも、皆が時間をかけて一生懸命練習して、その先に純粋なものが美しい形になると捉えれば、合唱も『結晶』と言えるかもしれません。心ひとつにして練習できる日を心待ちにしています(きれいにまとまった?) 。 (A)
2020年07月19日
中学の音楽室
2020年07月11日
この花の名前は?

コロナ禍で外出自粛をするようになってから、運動不足解消も兼ね、近くの緑地を歩くようになりました。歩いて行ける範囲に3つの緑地や里山があり、天気のよい日は3か所を順に回ります。近いところで4qのコース、少し遠い緑地だと8〜9qのコースです。
そうして歩いてみると、いろいろなことに気づきます。道端にひっそり咲いている野の花や、かわいい花を咲かせている木、澄んだ声で囀っている野鳥…。
そして、同じところを繰り返し歩いていると、変化にも気づきます。咲いていなかった花が開いたり、咲いていた花が散って実になったり…。
時を同じくして、長年の友達も、身近な自然に関心を持っていることがわかり、さっそくLINEで、花や木の写真を送りあうようになりました。互いに、「これはなーんだ?」とクイズを出しあうのです。(「Googleレンズ」というソフトを使うと、名前がわかってしまうのですが、それは使わないルールです)
知らない花や木の写真が送られてくると、図鑑やインターネットで必死に検索して、「これでは?」などとやりとりします。中には、これは何科の何属などと、植物の分類に詳しい友達もいます。
そうして名前を知ると、とても身近に思えるのです。歩いていて、名前を知った植物を見つけると、「これだ」と、次の散歩の時のチェックポイントになります。
そのようにして、この春から覚えた花や木の名前は30種類ほどになります。
今までは、「花が咲いている、木がある」としか思わなかったのが、名前を知ることで、観察する眼も変わります。こういう場所にある、こんな特徴がある、花の後はこんな風になる、こんな実をつける…と、興味がつきません。
こうやって身近な自然に興味を持つことで、知らなかった世界が広がったような気持ちです。そうしてみると、コロナも悪いことばかりではなかったかもしれません。
さて、写真の黄色い花は、5月頃、そこここで見られた「ブタナ(別名タンポポモドキ)」という花です。帰化植物で、豚が好んで食べることから、フランスでは俗名「豚のサラダ」と呼ばれているそうで、そこから和名の「ブタナ」がついたとか。外来生物法の「要注意外来生物」に指定されているようです。来年の春に、お近くの公園などで見つけてくださいね。(M)
2020年07月05日
職場
早いもので、もう7月。