2020年08月30日

8時だよ! のお楽しみ

自粛が始まった3月頃、アルトでは、パートリーダーから、木曜日の夜8時から、各自
の家で次回の演奏曲「ユビラーテ・デオ」を練習しよう!との提案がありました。
8時前になるとスタンバイOKのメールが、9時過ぎには、歌ったよメールが賑やかに飛
び交い、会えなくても同じ時間に皆で練習していて心は一つ!の思いでした。

次の提案は、zoom練習。ガラケーでパソコンにカメラが付いて無い私は、参加できず
残念でしたが、カメラを取り付けたら参加でき、初めて接続した時は画面越しにたく
さんのメンバーに会え、本当に感動しました。久しぶり!元気?など暫し歓談、体
操、消音にして、発声、音源に合わせ「ユビラーテ・デオ」の練習です。

次は、難しい「ユビラーテ・デオ」とは別に、気軽に歌える愛唱曲(赤トンボや泉の
ほとり等の愛唱歌)を歌いたいとの要望で、9時少し前には、愛唱曲も歌うようになり
ました。
そして、愛唱曲の時には、画面に色々な年の歌い納めや、演奏会打ち上げ等の懐かし
い写真が、スライドショーで流れます。完全三密状態、食べたり歌ったり、皆の弾け
んばかりの笑顔の写真を見ていると、ついこの前まで当たり前に出来た事なのにと、
胸にこみ上げるものがあります。

そして今は、リモート合唱の提案です。

集まって歌えないなら、出来る事をやってみよう!と色々企画、提案してくれるメン
バーのおかげで新しい楽しみがあります。
勿論、皆で集まって歌えたら最高です。
又会う日まで、会える時まで、♪
8時だよ!で、練習を楽しみたいと思います。  (あ)
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2020年08月26日

スポーツ会館は空いっぱいの青空

『あなた、腕の動きがおかしいね。手は小指から出して小指から入れる。こうやって水を押していって、フィニッシュで手首を返して、そのまま小指から出せばよい』私の下手くそなバック(背泳)を見かねて声をかけてくれたのは、同じコースで泳いでいたシニア女性。ほぼ毎日1,500m泳いでいると言うこの女性の泳ぎは力強くそして速い。休まずに泳ぎ続けた後で息切れもしていない。『どこも悪くないから健康診断も受けない』と笑い飛ばすこの方の年齢は81才。『さあ泳ぐかな。お先に』と私に声をかけた男性は、プールの壁を蹴って潜っていく。でも、なかなか浮上してこない。もう浮上する頃だと思ってもまだ出てこない。『大丈夫かな』と不安を覚えた頃、ようやく25m向こうの壁に姿を表した。いつも潜水泳ぎばかりしているこの男性は80才だ。息使いも荒く、激しく水を切り裂いてバタフライに打ち込む女性がいる。水の上を弾む様に泳いでいる。『もっと自分を追い込んでタイムを上げていきたい』と言うこの女性の年齢は72才。定年を契機に近所の市営プールに通い始めたが、とんでもなく元気な人達に出会うことができた。そんな途方もなく元気な人達が、ごく普通にしかもたくさん存在していることにびっくりした。このプールに通っていると、世にいう高齢化などではなくて、別次元の世界が新たに始まっていると思われてならない。風貌は多少年配に見えても、心も体も信じられないほどに若々しい。プールはコロナ影響で3ヶ月間閉鎖となったが、6月初めから再開している。検温や住所申告などの手続きは増えたもののその賑わいは以前と全く変わらない。じゃれあって歓声を上げる
子供達、会話を弾ませながら水中を歩き続ける年配層、みんなとても楽しそうだ。お隣の筋トレ室も同じ時期に再開していて盛況を呈している。感染症の事例も全く発生していない由。スポーツ会館からみえる景色はもう空いっぱいの青空だ。合唱も演奏会も一気に青空になります様に!(はなパパ)
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2020年08月13日

自然の移ろい

 桜前線が北上する頃に家を出なくなり、すぐに桜は散り、その後庭にチューリップ
やバラやテッセンが咲き、表通りの紫陽花は既に枯れ、今は玄関先に赤いサルスベリ
が満開である。移ろっていく自然に比べ、コロナウイルスは相変わらず蔓延している
…。
 私の住む小さな町にも感染者が出て、町長さんが防災無線で注意を呼び掛けてい
た。そんな中、高齢者の多いこの団地の住人も、集会所を使って、マスクやフェイス
シールドを着けながらおっかなびっくり趣味の会を再開し始めた。生活に変化が無く
なって、たまの買い物や団地内の会議がレジャーになってきた昨今、リアルな人たち
に会えるのは楽しい。ウイルスとの付き合い方も少しずつ変わって来た。装備と運用
に注意して、抜き足差し足、ほんの少しずつ生活範囲を広げつつある毎日である。
 それにしても暑い! 食卓には毎日ミニトマトと、週3でゴーヤ料理が。庭からの
収穫である。団地では家庭菜園がブーム。獲れ過ぎるのか、誰か玄関先に野菜を置い
ていく!
(et)
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2020年08月09日

リモート合唱

コロナ禍の中、テレビやYouTubeで、リモートの合唱・合奏をたくさん見るようになり
ました。( 先日も129カ国 17,572人のオンラインコーラスを見ました )
「いいなぁ、あんな事がやれたら楽しいだろうなぁ」と思っていたら、やれちゃいまし
た。

6月のブログにも載っていますが、4月末から始めたzoom練習に参加している数人の
メンバーで始まりました。
まず、送ってもらった音源をパソコンに入れ、イヤホンで聴きながら歌います。それ
を自分のスマホで自撮り。編集が出来ないので、途中でミスると初めからやり直し。
まあまあ納得出来るものが撮れたら、編集者にLINEで送ります。でも機械オンチの私
は四苦八苦。メンバーから送られた映像を編集して、リモート合唱が完成します。
合唱とは言っても、歌っている時は一人、録画映像も自分の声だけが聞こえるのみ。
下手さ加減にガッカリするのですが、ソロを歌っているようで、とても勉強になりま
す。

まだまだ コロナは収まる様子がなく、みんなで集まっての合唱は、いつになるの
か、見通しのたたない状況ですが、普段と違う合唱形態を、もっと大勢のメンバーで
楽しみたいと思います。 (Q)
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2020年08月02日

カラオケの効用

新型コロナウイルス感染を避けるために外出を自粛している方が多い。特に高齢者や基礎疾患のある方は、感染すると重症化するリスクが高く、より慎重になっておられると思う。ただ、自粛も相当長期間に及んでいるため、人と接することが減って孤独感が増して鬱状態になったり、身体を動かさないことにより廃用症候群が進行するなど、別のリスクが高まることも指摘されている。

88歳の母は、私の自宅から車で約30分のところに一人で暮らしている。元気で過ごしているものの、コロナの影響を受けて、買い物へ行く回数を最小限にしたり、時々仲間とカラオケを楽しんでいたが、それも暫く中止となってしまった。幸い、ご近所づきあいはあるし、私を始め家族とは時々顔をあわせているので孤独になっていることはないが、人と会う頻度は減っている。

母は、外出が減ったことにより歩行時に足の違和感が出始めたため、最近は自宅近くを散歩している。短時間であっても散歩を続けることにより、足の違和感は改善したようだが、意外なことに、声が出しにくくなったと言っていた。お経を読む時に思うように声が出ないらしい。人と話す機会が減り、カラオケを歌う事もなくなったため、口やのどの筋肉の動きが悪くなったようだ。これに対しては、カラオケのカセットテープで家で練習を始めたら、歌の声も出しやすくなったし、お経の調子も元に戻ったと言っている。

身体を動かす機会が減ると下半身の筋力が低下することは容易に想像できるが、口やのどの筋肉も動かしていないと低下することに改めて気づかされた。合唱の練習が中止になって半年近くになるので、意識して個人練習を続けないとどんどんレベルは低下していくだろう。グリーン・エコーでは個人練習用の音源が作成されており、これを使って自主練習できるのはありがたい。特に発声練習用の音源は短く分けられているので、自分の都合に合わせてすきま時間でも練習できる。練習再開の見通しはたっていないが、合唱の響きを想いつつ、一人で練習を続けている。(ヨッシー)
posted by blogstaff at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常風景