1月13日は広上淳一先生による第1回目の練習日でした。
先生とは2016年の演奏会(ブラームス『ドイツ・レクイエム』)以来、6年振りです。
前回と同じくピアニカを抱え、ベートーヴェン肖像画のマフラーのような真っ赤な色のTシャツを着て登場されました。背中にはMOVE ON とプリントされています。
頭を撫でながら「仏門にいて今年から髪を剃りました(笑)」
楽譜を見せながら「ベートーヴェン先生が第九よりも自信を持っていた最高傑作です。
こんな時期ですから、マスクをしながらでも歌える喜び、指揮ができる喜び、音楽ができる喜びを味わって頂ければ、今回の皆さまの演奏会は大成功だと思います」
「90分近い作品で、歌いっぱなしです、細かいことは何も申しません!」と挨拶される。
「羊羹のような固形物を消化するように」とか「漉し餡でなく粒餡のように」「ここは美味しいビールを、あるいは吟醸酒を」と食べ物に例えて、マスクを通しても言葉がはっきり聞こえるように指示されました。
歌い進むにつれて、テンポや曲想が明確になり、「栄光の讃歌」としての第2章「グロリア」のイメージがまとまってきました。
先生は休憩後、黒いTシャツに着替えられ、第3章「クレド」の練習に入りました。
フーガでは、「3拍子は余韻の残るダンスのように、常に流動的に流れて」と。
速いテンポに遅れないように、大きなジェスチャーをしながら、賑やかに手拍子と掛け声で指揮をされ、終わると「ソリストが歌うようなフーガだね! 合唱が歌うのは大変!」
先生のわかり易い指揮とユーモアあふれる元気な声、表情豊かなピアニカ演奏に助けられて、2時間余りの練習もあっという間に過ぎてしまいました。
共演のハルモニア合唱団の方たちも参加されたので、ボリュームのある若い声に圧倒されながら、皆と共に歌える喜びを満喫することができました。
MOVE ONには立ち止まっている時間はなく、常に前進すべきとの意味があるとのこと、初めて歌う難曲『荘厳ミサ曲』の練習に不安を感じていた、私の背中を押されている想いがしました。(U)
2022年01月20日
2022年01月01日
2022年新年
あけましておめでとうございます
コロナ禍のもとで迎える2回目のお正月となりました。
しかし、一昨年と異なり、昨年はグリーン・エコーも練習を再開することができました。
マスクをしながらであっても合唱団の仲間と声を合わせて歌えるということは、やっぱり大きな喜びだなと再認識しました。
新たな変異ウィルスも気になりますが、何とか合唱が続けられるよう努力していきたいと思います。
当面、3月に予定しているベートーヴェン「荘厳ミサ曲」の演奏会が大きな目標です。(と)
コロナ禍のもとで迎える2回目のお正月となりました。
しかし、一昨年と異なり、昨年はグリーン・エコーも練習を再開することができました。
マスクをしながらであっても合唱団の仲間と声を合わせて歌えるということは、やっぱり大きな喜びだなと再認識しました。
新たな変異ウィルスも気になりますが、何とか合唱が続けられるよう努力していきたいと思います。
当面、3月に予定しているベートーヴェン「荘厳ミサ曲」の演奏会が大きな目標です。(と)