2017年08月12日

名古屋空襲

 お袋が若い人たちに戦争体験を話しに行った。戦争のことなど、それまで私にもほ
とんど話したことがなかった。TV局から依頼があったそうだ(後日ある番組で放映さ
れた)。そのための原稿というか、下書きを見せてくれた。便箋に何枚もビッシリ書
かれていた。
 女学生のころ愛知時計(熱田区)で爆撃に遭った。ひどい爆撃だったようで手をつ
ないで逃げた友人がその時亡くなったのを、何度も何度も悔しそうに私に話した。母
は、上前津の実家から一宮の親戚に疎開しており、名鉄に乗って愛知時計に通ってい
た。爆撃で壊れた建物の中から這い出して血まみれで一宮まで帰り、家に帰ってすぐ
気絶したという。それからしばらくの間耳が聞こえず、その影響もあってか今は補聴
器を付けても会話は難しい。
 そのお袋が10月の「カルミナ・ブラーナ」の演奏を聴きに来てくれる。ほとんど聴
こえないのに「演奏会の雰囲気が好きだ」と言う。90才を超える高齢なので、家内に
送迎と付き添いをしてもらう。
 家族に感謝。(et)
posted by blogstaff at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常風景
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