2017年10月10日

違った角度から見ると

 10/6,7両日に日本特殊陶業市民会館フォレストホールで名フィル第450回定期演奏会が行われ、グリーン・エコーはオルフ作曲の世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」の合唱として参加しました。それぞれのパートに歌いどころがあり、なかなか歌いがいがありました。3部構成のうち特に第2部は男声合唱のみで、早口言葉みたいなところ(14曲目)が無難に切り抜けられて満足しています。

 カルミナのおもしろいところは個人的には12曲目「Olim lacus colueram」でした。前後に豪快で素晴らしいバリトンソロの歌唱+演技(!)がある間に、曲中唯一のカウンターテナーの出番のあるところで、とても情けない感じで歌われました。というのは、テナーソロは今まさに食べられる白鳥であって、「焼かれちゃったよ」というと合唱が「惨めやねえ」と返す、といったやりとりが繰り返されます。白鳥を食べる貴族側でなく食べられる側、何と焼かれた肉の視点からととんちが効いており、新鮮に感じられます。それにしても、ソロ同士の掛け合いは見事でした。

 違った視点から見るということは大変難しいことです。他人の価値観を認めて・・・といったことはよく言われますが、自分の価値観を改めて認識し、さらにそれを一時的に否定するという高度なことを伴うからです。簡単にできるなら、いじめからテロまで様々な問題はすべて解決です。できる限り様々な視点から物事を見るよう努力したいものです。来週からは新しい曲の練習が始まります。私はどんな新しい視点を得られるのか、今から楽しみです。(たぬき)
posted by blogstaff at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常風景
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