2018年01月21日

ジャズの魅力

20代はジャズばかり聴いていた。それも、1950年代半ばから60年代半ばまでの、約10年間に演奏されたレコードが中心で、いわゆるジャズの黄金時代に演奏されたものである。名盤といわれるレコードを次々に買って、毎日大音量で浴びるほど聴いていた。くりかえし聴いたので、アドリブまで口笛で吹ける曲もある。私の好きなジャズミュージシャンは数多くいるが、中でもソニー・ロリンズ、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーンは別格だ。他に、ビル・エヴァンス、アート・ペッパー、スタン・ゲッツ、セロニアス・モンク等が好きだ。

ジャズとクラシックの大きな違いは、ジャズのアドリブである。コード進行に合わせてテーマを展開していく。瞬時に作曲しながら演奏していくため、時に神がかり的な演奏になることがある。上記の人達の演奏はいずれも素晴らしいが、共通するのは、少し聴いただけで誰が演奏しているか分かるくらい個性的な演奏である。時に指がもつれたり、音程があやしかったりする場合もあるが、それらも含めて、演奏そのものの中に演奏者個人が直接感じられる。そこがジャズの魅力だと思う。

それぞれの年齢や生活環境に合った音楽があると思うが、20代の私にはジャズがぴったりと合っていた。30代以降、仕事が忙しくなるとともに聴きすぎて飽きてきたこともあり、ジャズを聴く機会は大幅に減った。その後、ほとんど音楽を聴かない期間を挟んで、ここ15年ぐらいは主にクラシックを聴いている。ジャズを聴くときもあるが、以前のようにのめり込んで聴くことはない。しかし、ジャズを聴いていると、40年ぐらい前の自分のことが思い出されて懐かしくなる。

やはり、自分にとっての音楽の原点はジャズだ。(ジャズを聴いていた頃の私に、「今、マーラーの交響曲第8番の合唱の練習をしている。」と伝えたら、きっと信じてもらえないと思う。)

(ヨッシー)
posted by blogstaff at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常風景
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