2018年04月02日

生演奏の良さ

 先日、市民会館で名古屋フィルハーモニー交響楽団とトヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンとの合同演奏によるマーラーの交響曲第1番「巨人」を聴いた。各パートがしっかりと響いており、ダイナミクスが明確で生き生きした素晴らしい演奏だった。

 正直なところ、マーラーは自分としては苦手な作曲家の一人である。私の音楽の聴き方が幼稚なため旋律を中心に聴こうとしてしまうが、マーラーの交響曲を聴いていると、「せっかく良い旋律だったのに、もう次に行っちゃうの?」感があって、何となく欲求不満になることがある。また、私の貧弱な再生装置では、壮大なマーラーの交響曲は全体が混じり合ってしまって、曖昧な印象になってしまうこともマーラーが苦手に感じる要因だと思う。

 しかし、大きな会場で、素晴らしい演奏を生で聴くと、改めてマーラーの良さが分かる。今回、名フィル10月の定期演奏会で歌わせていただく交響曲第8番「千人の交響曲」は、マーラーの曲の中で最も編成の大きい壮大な曲であり、生演奏を聴くことができる機会の少ない曲である。室内でCDを聴いていても、この曲の真の壮大さは分かりにくいのではないだろうか。

 CDでしか聴いたことのないお客様が、「やっぱり生の演奏は素晴らしいな。」と感動して帰っていただけるような、そんな演奏を目指して練習している。 (ヨッシー)
posted by blogstaff at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常風景
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