2020年10月11日

聴き逃しサービス

このところラジオを聴く機会が多い。といってもほとんどインターネット放送でNHKラジオの「らじる★らじる」を聴いている。しかもライブではなく、聴き逃しサービスを利用して都合の良い時間に聴く。これがまことに便利で、すっかり生活の中に定着してきた。
まず、語学講座。放送後一週間程度はいつでも何度でも聴けるので、ずぼらな私でも何とか続いている。途中で止める・戻す・繰返すが可能なため、聴き取りにくかった部分も確認できる。これなら今後も続けられそうだ。また、カルチャー系の番組も充実した内容だ。歴史、芸術、文学、科学など専門の先生方の講座を長期にわたって聴くことができる。NHKカルチャーセンターの講座をそのまま放送する番組もある。この内容が無料で聴けるのは申し訳ないくらいだ。先日は、次の(といっても2022年に予定している)演奏会で演奏する「ミサ・ソレムニス」の講座があったので聴いてみたが、大変参考になった。
カルチャー系の番組で私が楽しみにしているのは、「古典講読」の時間である。若いころは日本の古典文学にほとんど興味を持たなかったが、年齢のせいかここ数年は結構読んでいる。自分の能力では原文だけで読むことは困難なため、注釈と現代語訳が付いた本を読んでいるが、ぼんやりとした理解しかできず中途半端な感じがあった。この番組では専門の先生の解説と加賀美幸子アナウンサーの朗読で、一年を通して1〜2の作品をじっくり読んでいく。先生の丁寧な解説を聴いていると、現代語訳だけでは味わえない文章に込められた著者の思いが伝わってくる。また加賀美さんの落ち着いた朗読も良い。現在は「更級日記」の最終部分で、年度後半は「和泉式部日記」だ。この二つの作品は自分一人ではおそらく読むことはなかったので、良い機会を与えてもらったと思っている。昨年は「方丈記」で、随分以前に読んだことはあったが講座を聴いて理解が深まった。今後は、できれば「伊勢物語」を取り上げてほしいと思っている。能や歌舞伎などに取り上げられている段もあり、後代に影響を与えた作品である。一度は通読したが和歌の内容が充分理解できなかったので、専門家の解説を聴いてみたい。
今後、NHKは番組再編を検討するらしい。こうした貴重な番組は続けていただきたいと願う。(ヨッシー)
posted by blogstaff at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常風景
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