2021年12月11日

第九の季節

第九の季節がやってきた。昨年は名フィルの第九にエントリーしたがコロナ禍で参加できなかった。しかし今年は歌えることになった。本番は12月17,18日。チケットは完売。我がグリーン・エコーからは20人参加している。練習時間に制約はあったもののメンバーはベテラン揃い。練習会場での響きはとても心地良く、やっぱり第九は楽しい。ベテランと言えば練習会場で会った白髪紳士。曰く「今年は歌えて良かった。東京オリンピックの頃から毎年歌ってきたからね」「えっ、東京オリンピックの頃からですか?」「そう、昔やったオリンピックの頃から毎年、歌ってきた。まだ名フィルもなかった時代。」昔の東京オリンピックと言えば今から57年も前のことだ。そんなに長く歌い続けてきたなんて、驚きを超えて思わず最敬礼してしまった。また、来年1月10日には愛知県合唱連盟主催の記念演奏会がありここでも第九を歌う。東北大震災を契機に作曲された「群青」と連盟依嘱作品「音楽の木」も歌うことになっているがこの2曲がまた素晴らしい。起きてしまった事は大変悲しいことだけど、歌っているといつの間にか自分が彼の地にいる様な、そして高校生にでも戻った様な若々しい気持ちが湧いてくるから不思議だ。歌から元気をもらうって言うのはこういうことかなと思う。外見は枯葉マークでも歌は若葉マーク。皆さんに迷惑かけない様に晩酌は控えめにして今夜も練習しよう。(はなパパ)
posted by blogstaff at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常風景
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189195358

この記事へのトラックバック