2022年05月02日

日本語の歌を歌う会

共に藝大出身の先生が、ご夫妻で開催されている『日本語の歌を歌う会』に参加している。日本の名歌を中心に、唱歌や童謡、フォークや懐かしい思い出の歌まで、たくさんの曲を歌う。壮年期を終えた人であれば、馴染みのある曲ばかり。両先生のあたたかい人柄とあいまって会はいつも和やかな雰囲気だ。振り返れば長年の転勤生活を終えて名古屋に戻ってくると周りは見知らぬ人ばかり。隣のおじいさんからこの会への参加を勧められた。内容だけ聞くと「なんか年寄りじみた会だな?自分が入るにはまだ早すぎ?」そう思った。伴侶に同意を求めたら想定を超える反論。「もう立派な年寄りだから、参加しても何の違和感もないわよ。」そうか、退職後とはそういうものか。遠藤周作の言葉を思い出した。「女性は結婚したその日から妻になる。子を産めばその日から母になる。男は全体に愚図だ。」歌の会では、基本の姿勢、呼吸方法、そして脱力の必要性など発声のスキルについてさりげなく、でも繰り返し説明を受ける。そして歌う気持ちこそが大切だと教えられる。春の歌ならば、わくわく感とかそわそわ感とか。熟練した参加メンバーは、先生の指示に従って、曲ごとに見事にその気持ちになりきる。この頭の空っぽ感こそが歌にも健康にも良いらしい。先生のテーマのひとつに「歌と健康」があるが、メンバーを観察していると、かなり年配の方も姿勢が良いし呼吸も深いと感じる。歌の力は素晴らしい。おとこ先生が、美声のテナーで一緒に歌われるので、その響きにのせながらリラックスして歌っている。近所の集会場がコロナで利用できなくなったので、今はより広い長久手文化の家が練習会場だ。若手の自分は、人生の大先輩を乗せて会場へ向かうアッシー君もやる。ところで、この会に参加する前のあの抵抗感はどこにいってしまったのだろう。歌っているとなんだか楽しい。(はなパパ)
posted by blogstaff at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常風景
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