2023年02月12日

松井慶太先生の練習日

来る3月4日(土曜日)の第63回演奏会で歌う『ユビラーテ・デオ』(7楽章)は、旧約聖書の「詩編100」(賛歌 感謝の詩)をラテン語、ヘブライ語、アラビア語、中国語、ズールー語、スペイン語そして英語の7か国語で、『グローリア』(5楽章)にはラテン語の典礼文「栄光の賛歌」にヘブライ語の「詩編150」が挿入されています。
とりわけ中国語の発音が難しかったのですが、ネイティブの先生の講習があり、それらしい雰囲気で歌えるようになりました。

松井慶太先生の3回目の練習では、それぞれの言語に沿って個性的に表現された、各楽章のイメージを豊かにふくらませてくださいました。
中国語のやわらかく、ふわっとした音色には「水墨画のように、湿度と温度を高め、色々な香りがするように」とか、「リズムが言葉からあふれる」ズールー語の楽章では、ドラムの神様「スティーヴ・ガッドの大地を踏みしめるような深いビートを」などと。
そして練習最後に「聴いてくださる方たちには、言葉はわからなくても、歌詞と音色はつながっています。もうひと頑張りしましょう!」と。

先生のコメントを、赤鉛筆で書き込んだ楽譜の歌詞を、さらに深く読み込んで、「寒いときに手をあたためるように、大地をあたためるような声」で歌えたらと思っています。
戦いや災害の地に想いを馳せ、平和を願う気持ちで会場が満たされることを祈りつつ。

そんな気持ちを、しばらく誘っていなかった懐かしい友人たちにも伝えたくなりました。
こちらも、「もうひと頑張り!」です。(U)
posted by blogstaff at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常風景
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