2022年07月11日

この夏はグリーン!

スマホを眺めていたら『2022夏はグリーンが人気!』という文字が目に飛び込んてきました。思わず二度見したら、この春夏ファッションのトレンドカラーが緑色なのだそうです(なぁんだ)。
でもせっかく知ったんだから、流行には縁遠い生活をしているけれど、グリーンの服を買ってみようかな。おめかしして行く先は、最新の人気スポット…ではなく、練習場です。

さて、その『人気』にあやかりたいグリーン・エコーにも明るい話題が。Twitterにも書かれていますが、7月7日から、11月の名フィルの定期演奏会で演奏するマーラーの『復活』の練習が始まりました。新しい曲の練習が始まるのは、いつも楽しみです。この曲の静謐と迫力を表現するのは難しいけれど、少しでも理想に近づけるように考えて練習をするのが、合唱の楽しさだと思っています。

グリーン・エコーは直近では2011年に名古屋マーラー音楽祭の一環、新名古屋交響楽団の演奏会でこの曲を歌っています。私自身は、この演奏会には共演した他の合唱団の団員として出演し、直後にグリーン・エコーに入団したので、私にとってはグリーン・エコーとの出会いの一曲。もう11年も経つのかと懐かしく思い出します。

さらに明るい話題は、3月の第62回演奏会後、入団してくださった方がもう少しで10人に届きそうなこと。コロナ禍にも関わらず、ここで歌ってみたいと思ってくださったことがとても嬉しく、励まされる思いです。まだまだ団員を募集していますし、今なら“同期”がたくさんいるので何かと心強いと言えるかも知れません。もちろん私もスタッフとして、お一人で来られても、なるべく緊張したりせず、合唱を楽しんでもらえるようにお迎えしたいと思っていますので、お問い合わせや見学をお気軽にぜひ、どうぞ。お待ちしています。(A)
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2022年06月25日

『グローリア』の練習が始まりました!

来年のグリーン・エコー第63回演奏会で、ダン・フォレスト作曲『ユビラーテ・デオ』と共に歌う、カール・ジェンキンス作曲『グローリア』の練習が始まりました。

ジェンキンスの曲は第55回演奏会(2013年)に『レクイエム』、第59回(2017)に『平和への道程』を歌っています。それぞれ思い出深く、入団直後の『レクイエム』では静寂な加賀千代女や葛飾北斎などの辞世の句と「ディエス・イレ(怒りの日)」などの対比、そして『平和〜』では最終曲「平和がよい」の戦争から解放された喜びに満ちた、リズミカルな鐘の響きが忘れられません。

『グローリア』はラテン語のテキストによる楽章と、聖書の引用による楽章にわかれています。第III楽章はラテン語ではなくヘブライ語による詩編(150)を歌うことになりました。手拍子をとるため、楽譜を手放さなければなりません。(YouTubeで見ると片手で楽譜を持ったまま、もう片方の手で腰のあたりを叩いている合唱団もありますが、音はほとんど聞こえてきません)

「ステイホーム」の頃読んだ本に、「(コロナウイルスが過ぎたあとも)忘れたくない物事リスト」を作っておこうというメッセージがありました。その頃のノートに、聞いた曲、歌いたい曲のリストと共に「ミサに参加する」という書き込みをみつけました。たぶん、ミサ曲をもっと深く理解したい、と思ったのでしょう。

『グローリア』を練習し始めて、久し振りに母校の聖堂を訪れたいと思う今日この頃です。(U)
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2022年06月13日

守りたいもの

どのようにして出会ったのかよく覚えていないのですが、私には、若いころから好きな詩があります。
茨木のり子さんの『自分の感受性くらい』という詩です。
「ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて」*という書き出しで始まり、「駄目なことの一切を
時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄  自分の感受性くらい 自分で守れ
ばかものよ」*という叱責の言葉で終わるこの詩は、1977年に発表されました。茨木のり子さんは1926年生まれ、2006年に79歳で亡くなった詩人で、敗戦からずいぶん経ってから、戦時中の自分のことを振り返ってこの詩を書かれたようです。
いつ読んでも、ちょっと叱責されているようなこの語り口に、ドキッとさせられるのは私だけでしょうか。

私は、歳を重ねるにつれ、知ったかぶりになっている自分に気づいたときなどにこの詩を思い出します。
道端の小さな花や、木々の花、小さな生き物に心動かされたり、雄大な自然を前に感動したり、美しい音楽や絵画を聴いたり観たりしてうっとりしたり、物語の主人公と共に書物の中に入り込んだり、友達の気遣いが心に沁みたり、世の中の不条理に腹を立てたり・・・、美しいものを美しいと感じ、有難いことに感謝し、腹立たしいことには腹を立てるという、自分の心の柔らかな部分を無くしてはいけない、それは守っていかねばならないことだと思っています。

実は、今年3月に2年ぶりに開くことができたグリーン・エコーの演奏会のステージで、オーケストラの美しい音、合唱の他のパートの声を聴きながら、自らも歌い、音楽に浸っている幸せを改めて感じ、心が震えたのです。そして、その時の心の震えを忘れたくないと思いました。

どんな時代にも、またどんなに歳を重ねても、この世界の美しいものに心を揺らすことができるばかりでなく、この世の不条理に怒ることのできる、柔らかくて、しかも強靭な心を自分の中に育み守っていきたいと思います。
皆さんの守りたいものは何でしょうか?(M)

*詩の引用は、茨木のり子著『自分の感受性くらい』(花神社 1977年)から
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2022年06月12日

久し振りの合唱祭

6月11日。小雨降る中、稲沢での合唱祭に参加しました。
私達グリーン・エコーはEFブロック、10団体の中の2番目。来年の演奏会レパの中からズールー語による喜びの歌を発表。
アマフーボー!の掛け声から始まり、ノリノリのリズムで楽しく歌えました。
高校や大学の合唱団の若くて澄んだ声の美しいハーモニー。かと思えば、Dancing Queenを面白い振付で、楽しく聴かせてくれる合唱団もあり。
合唱祭は、他団の活動を知る良い機会です。最後は会場中での全員合唱。
マスク着用、一席空けて着席、ステージでは人と人の距離を取る等、コロナ感染を配慮しながら、久しぶりに合唱祭が開催され、参加出来たことは本当に嬉しいです。(あ)
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2022年05月28日

振り返れば50年

ちょうど50年前の5月、社会人になると同時にグリーン・エコーに入団しました。
最初のステージはオペラ「カルメン」でした。合宿で演技の指導を受けたり、グループになって語り合ったりしました。ひとりの女性が「私はカルメンのように生きたい」といったのが印象に残っています。
数年後にシアターピースへの取り組みが始まりました。シアターピースは、合唱が中心ですが、ソロやバレエ、芝居、オーケストラなどが加わった総合芸術ともいえる作品です。最初のシアターピースは、バーンスタインの「ミサ曲」でした。もちろん日本初演で、みんなで手探りで準備を進めました。名古屋の演奏会に来たバーンスタインに十数人の団員で面会し、本人から直接、上演許可をいただいた記憶は鮮明です。
その後、オペラ、シアターピースへと取り組みが多く続きました。
シアターピースの縁で団員の何人かは、バレエのエキストラに呼ばれるようになりました。私もその一人で、毎年のようにバレエのステージに出ました。
最近、グリーン・エコーとは別のオペラへの出演機会もありますが、シアターピースやバレエの経験がとても役に立っています。
余暇もグリーン・エコーのみんなといっしょでした。夏山、スキー、ハイキング。行った先でいつも歌っていました。
たくさんの素晴らしい音楽家と出会いました。だいじな仲間とも出会いました。伴侶とも出会いました。たくさんのカップルが生まれ、それぞれ、心のこもった手作りの結婚祝賀会で祝い合いました。
仕事が忙しくなったり、名古屋から離れて単身赴任した時期もありましたが、なんとかグリーンは続けました。
そしてコロナ禍です。でも、グリーンのおかげでオンラインでつながったり、リモート合唱を楽しんだり、孤立しないで過ごせました。
50年間、この合唱団でとても素晴らしい経験をさせてもらいました。私の人生、グリーン・エコーなしには語れません。
これからも、もっともっとグリーン・エコー・ライフのいろんな面を楽しんでいきたいと思っています。(と)
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